
こんにちは。
先日、JAいるま野へ出張で行ってきました。
JAいるま野は埼玉県南西部の10市3町からなっており、
国立市にある多摩青果から車で1時間ほどと
とても身近に位置する産地です。
近い場所にあるため、新鮮な青果物を新鮮な状態のまま
皆様のもとにお届けできます。
ほうれん草やかぶの圃場や選果場を視察させて頂きましたが
一番印象的だったところが里芋の圃場です。
実際に里芋堀りを体験させて頂いたあと、生産者の方から
里芋の親芋、子芋、孫芋の見分け方を教えていだきました。
掘っている最中の写真がこちらです。
里芋を掘り出す作業は予想以上に大きな力が必要で、
生産者の方のようにポコっときれいに取り出すことはできませんでした。
掘り出して土をきれいに落とした状態がこちらです。
里芋は親芋を主に子芋がついており、
子芋の先に孫芋がついています。
「ねっとり感」が特徴のJAいるま野産の里芋ですが
親芋、子芋、孫芋それぞれ食味が異なります。
親芋や子芋はホクホク感を持ち合わせており「煮物」など
煮崩れしやすい料理に向きます。
孫芋は親芋や子芋と比較してねっとり感が強く、舌触りが良いため、
そのまま食べる「きぬかつぎ」などがおすすめです。
どちらも土臭さがなく、優しい甘みを感じます。
里芋は秋から春にかけて出荷されており、
現在がちょうど最盛期にあたります。
今が旬の里芋を使っていろいろな料理を試してみてはいかがでしょうか。
多摩青果では里芋のレシピをHPに掲載しています。
里芋を使ったレシピはこちらをご参照下さい。
最近は寒い日が続いておりますので
里芋を使った温かい料理で心も体も温まり
健康に過ごしましょう。
担当:鬼倉