
7月上旬に国立市内の小学校において、宮崎ピーマンの食育授業後編が行われました。
今回は5月から子どもたちががんばって育ててきたピーマンを使っての調理実習です。
メニューは「ピーマンの塩昆布和え」と「ピーマンのホットサラダ」のいずれか1品もしくは2品です。
まず始めに、宮崎経済連の方からピーマンの切り方をはじめとする調理方法のお手本と説明がありました。
ピーマンの頭の部分を切り落とし、ピーマンの種を親指、人差し指、中指を使って抜き取ります。切り落とした頭の部分は無駄のないよう、ヘタ以外のところは捨てずに調理しました。包丁を持つときは班員同士で「猫の手だよ」と注意し合い、全員が作業できるように分担し協力し合っている姿が印象的でした。
また、ピーマンは子どもたちの多くが嫌いな野菜だと思っていましたが、「ピーマン大好き」といっている子が多く、苦手という子でも残さず最後まで食べきっていたこともとても印象的でした。
今回の自分で育てたピーマンを調理して食べるという経験から、食の大切さや食べ物へのありがたみを感じられたのではないでしょうか。ピーマンに限らず、たくさんの野菜や果物に興味を持ち、それらを食べながら農業への関心ももってもらえたらと思います。
担当:柿崎、濱田、吉田